取組情報

若者の性に関する知識の普及啓発事業

取組課題

学童期・思春期から成人期に向けた保健対策 ▼

思春期保健対策 ▼

十代の人工妊娠中絶率

十代の性感染症罹患率

思春期保健対策に取り組んでいる地方公共団体の割合

取組の対象

思春期 その他

取組の背景

札幌市における10代の人工妊娠中絶数や性器クラミジア感染症の報告数(感染症発生動向調査)が高い状況にある。このような現状から、10~20代の人工妊娠中絶数及び性感染症罹患者数を低下させるため、医療機関と行政の連携による正しい避妊方法や性感染症予防のための効果的な指導を行うことが必要であるため。

提案者

母子保健担当者

取組のねらい・目標

保健センターと医療機関が連携して、正しい避妊方法や性感染症の予防について、適切な相談や保健指導が行える体制を整備し、10~20代の人工妊娠中絶数および性感染症罹患数の低下を図る。

住民が健康のために行動できる機会や環境を提供する 住民が健康のために、より積極的な行動を継続できるように支援する

数値目標あり

取組内容

(1)医療機関では人工妊娠中絶手術や性感染症治療で受診された方に、保健センターでは治療を終了された方や罹患に不安のある方等を対象に、正しい避妊方法や性感染症の予防について指導・相談を行う。(指導・相談にあたっては、共通のリーフレットを活用)
(2)医療機関における指導の結果、継続した保健指導が必要と判断される場合には、対象者の同意に基づき保健センターでの相談を紹介する。
(3)保健センターにおいて、「若者の性の健康相談」及び「若者の性の電話相談による個別相談を実施する。
(4)学識経験者、医師会、産婦人科医会、泌尿器科医会、助産師職能等の代表者からなる検討委員会を設置し、本事業の指導体制について検討を行う。

実施時期

2015/01 ~ 未定

通算期間

上記期間内での実施状況

参加人数や実施回数などは把握できない

取組内容(補足選択)

既存事業の工夫 相談機能の強化 個別支援や集団支援のツール開発 ネットワークの推進

協力機関

病院 診療所

住民参画状況

なし

従事者内訳

保健師 医師

補助金・助成金

取組の評価

(1)協力医療機関数の推移
市内医療機関(産科・婦人科及び泌尿器科)の約63%で指導用リーフレットが活用されており、医療機関との連携のもと指導・相談が行えている。
(2)人工妊娠中絶率及び性感染症罹患数の推移
人工妊娠中絶率 平成17年度15.2、平成25年度10.8。性感染症罹患者数(性器クラミジア感染症定点医療機関における1か月の患者数)平成17年1.29、平成26年0.88。※減少は全国的な傾向である。

今後も継続する

今後の課題

市民、医療機関への事業周知の充実

取組についてのWEBサイトURL

最終更新日:2021-01-25 14:05:42