取組情報

おむつのサブスク「手ぶら登園」

取組課題

育てにくさを感じる親に寄り添う支援 ▼

育てにくさを感じる親への支援 ▼

ゆったりとした気分で子どもと過ごせる時間がある母親の割合

育てにくさを感じたときに対処できる親の割合

実施時期

2019/7/1 ~ 未定

通算期間

上記期間内での実施状況

参加人数や実施回数などは把握できない

取組の連携先

地方公共団体 その他

取組の対象

新生児 乳児 妊産婦 父親 母親 家族 保育士

取組の概要

今回アワードの応募は初めてになります。

【取り組みの背景】
紙おむつの定額サービス「手ぶら登園」は、忙しい保護者の紙おむつなどの登園準備をサポートし、心と時間にゆとりを生み出すサービスです。

働く保護者にとって毎日の登園準備は非常に大変です。
布団やシーツなどの寝具、連絡帳、タオル、着替え、スタイなど様々なものを保育園に持参しなくてはいけません。
それに加えて、毎日5~6枚程度のおむつ1枚1枚に対して、手書きで名前を書いて、保育園に持参する必要があります。
会社の荷物と上記の荷物と、さらにかさばる紙おむつを両手に抱えて、子どもを連れて保育園に毎日登園をしなくてはいけない状況で、これが保護者の大きな負担になっています。

また、保育園側は記名をしたおむつを保護者に持って来てもらうことにより、園児ごとのおむつ管理が必要になるため、業務の負担増加につながっています。
具体的には、おむつ交換の際に別の子どもの紙おむつを履かせ間違えないように注意をしたり、おむつを忘れた保護者に対して、おむつを貸し出す、などを保育士が行う必要があります。

私たちは、登園準備の大変さが、保護者が子どもを育てにくいと感じる一つの大きな要因になっていると考えています。

【対象者】
子どもを預ける保護者とおむつを利用する園児が在籍する保育施設が対象のサービスです。

【内容】
弊社は、保護者の保育園の登園準備の負担軽減を目指して紙おむつの定額サービス「手ぶら登園」を提供しています(図1)。

おむつを保育園に直送することで、保護者はおむつの名前を書いて持参する必要がなくなります。

保育園側は、園児ごとにおむつを個別管理する必要なくなるため、おむつ交換がスムーズになります(図2)。
また、おむつを忘れた保護者への対応をする必要もなくなります。

【成果】
手ぶら登園は、2019年7月にサービスを本格開始してから約2年で1,000施設以上に導入され、延べ20,000名の園児が利用しています(図3)。子育てに関する社会課題を解決するサービスとして、めざましテレビや、ワールドビジネスサテライト、日本経済新聞、読売新聞、Yahoo!ニュース、等の各種メディアにも取り上げられています。また、2020年12月には、日本サブスクリプション大賞2020のグランプリを受賞しています。

【今後の展開】
手ぶら登園を利用する保護者からは、「登園準備が楽になりました」「おむつを忘れたときの申し訳ない気持ちがなくなりました」、といった声を頂いています。
また、保育士からも、「使い放題なので、気兼ねなくおむつを交換してあげられるのが嬉しいです」「おむつの管理が楽になりました」と評価いただいています。
子育てしやすい社会の実現に向けて、手ぶら登園を利用できる保育施設を増やすことにまずは尽力をしています。

現状、紙おむつ以外にも、布団やシーツなどの寝具、着替え、タオルなど、保育施設を利用するにあたり準備しなくてはいけない物が多数あり、保護者にとっては大きな負担となっています。将来的な構想としては、商品の幅を増やすことで保護者が準備しなくてはいけないものを減らしていくことで、子育て中の保護者が抱えている負担を少しでも取り除いていきたいと考えています。

取組についてのWEBサイトURL

https://tebura-touen.com/

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最終更新日:2021-08-20 10:39:50