取組情報

きずなメール事業

取組課題

切れ目ない妊産婦・乳幼児への保健対策 ▼

【妊娠期】母体の健康・精神的安定/胎児の成長 ▼

・母体の健康について

妊産婦死亡率

妊娠・出産について満足している者の割合

妊娠11週以下での妊娠の届出率

妊娠中の妊婦の喫煙率

育児期間中の両親の喫煙率

妊娠中の妊婦の飲酒率

・妊産婦が及ぼす影響について

全出生数中の低出生体重児の割合

正期産児に占める低出生体重児の割合

妊娠中の妊婦の喫煙率

育児期間中の両親の喫煙率

妊娠中の妊婦の飲酒率

周産期死亡率

新生児死亡率、乳児(1歳未満)死亡率(出生千対)

幼児(1~4歳)死亡率(人口10万対)

乳児のSIDS死亡率(出生10万対)

【妊娠期~乳幼児期】切れ目ない支援 ▼

・児の健康づくりについて

1歳までにBCG接種を終了している者の割合

1歳6か月までに四種混合・麻しん・風しんの予防接種を終了している者の割合

むし歯のない3歳児の割合

・乳幼児健康診査事業の受診促進

乳幼児健康診査の受診率(重点課題②再掲)

災害時における妊産婦、乳幼児への支援策の検討 ▼

[その他]:災害時の妊産婦への緊急連絡のための、平時からのつながりづくり。

[その他]:「テキストメッセージング」の普及と一般化に貢献したいと考えています。

実施時期

2010/11/3 ~ 2025/3/31

通算期間

上記期間内での実施状況

2020年8月現在、東京都特別区等全国28の基礎自治体で展開。これら基礎自治体の出生数×8がカバー人口となる

取組の連携先

地方公共団体

取組の対象

新生児 乳児 幼児 妊産婦 父親 母親 家族 保健師 栄養士 助産師 医師 歯科医師 保育士

取組の概要

【取組の背景】
・核家族化、インターネット高度情報化により、子育て家庭の孤立、育児負担の増大が大きな社会課題とないる。
・さらにCovid-19により「非接触」の支援・サポートのニーズが高まっている。

【目的】
・"孤育て"(孤独な子育て)の予防。親/養育者を支えることで、最終的には「子どもの権利擁護」を目指す。
・子ども虐待予防の観点からは、対象者と「つながり続ける」ことを主として、情報発信はあくまで2次的要素。


【対象者】
・妊娠4週0日~3歳誕生日まで母親父親とその家族(祖父母を含む)

【方法】
・ICTを活用したテキストメッセージング。独自に命名した「きずなメール」というテキストメッセージ(原稿)を使用。
(参考:テキストメッセージングの世界的事例について http://kizunamail.hatenablog.com/entry/2020/08/21/155831)
・基本となるテキストメッセージは、小児科医に、プライマリ・ケア医、産婦人科医、栄養士、保育士、編集者等を中心としたチームで、レビューを複数回実施することにより作成。今後さらに歯科医、薬剤師、保健師、助産師などが加わる予定。
・基本となるテキストメッセージを「幹」とすると、その下に、事業を実施する基礎自治体の子育て支援、母子保健サービスの情報が「枝」として加わって配信される。
・届ける頻度は、妊娠初期~生後100日までは【毎日】、1歳誕生日までは3日に1回程度、2歳までは週1回程度、3歳までは2週に1回程度と漸減していく。対象者は、期間内に約530通のメッセージを受け取ることになる。
・メッセージはメールのみならず、LINE、Twitter、専用アプリなど、自治体が求める形で対象者に届けられる。近年はLINEで届ける自治体が増えている。

【成果】
全国30の自治体で活用さている。対象者に対して年1回アンケート調査実施し、ほとんどの自治体で、満足度、開封率ともに9割以上をキープしている。

【今後の展開】
・テキストメッセージングはpublic healthの手法として海外で複数の研究が進んでいるが、日本での研究はこれから。
・「きずなメール」をモデルとした「テキストメッセージング」の方法論の普及、一般化。

取組についてのWEBサイトURL

https://www.kizunamail.com/activity/government/

コラボ事業者募集中

コラボ実績あり

最終更新日:2022-09-07 14:54:54