取組情報

助産師がおこなういのちの教育

取組課題

学童期・思春期から成人期に向けた保健対策 ▼

思春期保健対策 ▼

十代の人工妊娠中絶率

十代の性感染症罹患率

思春期保健対策に取り組んでいる地方公共団体の割合

実施時期

2013/4/1 ~ 未定

通算期間

上記期間内での実施状況

小学校・中学校・高校の生徒及び父兄が対象。年間10回程度の依頼を受けて授業をおこなっている。参加人数は年間約400~500人。

取組の連携先

専門団体(学会や職能団体等)

取組の対象

学童 思春期 母親 関係者・関係機関 養護教諭

取組の概要

中高生の性に対するイメージは、「いやらしい」「よくないもの」という声が多く、その原因として「望まない妊娠」や「性感染症」などのネガティブな性教育からスタートすることがあると考えられる。いのちの誕生を支援する助産師は、「性」は恥ずかしいものではなく、「性」は生きることの基盤であることを伝えていくことができる。助産師が性に対する基本的な考え方・性教育を受ける対象の発達にそった教育を届けることで、各自が生きることを自分で見つめ、考える時間を共有し、性に対する考え方の発展につなげることができる。と考える。
対象者は県内の小学校・中学校・高校
成果として、アンケートの回答より(高校生)「性のはなしは下品と思っていたが、気持ちが変わった。」「性は生きていくのに大切なことで、自分がここにいるのも、そういうもののおかげだとわかった。」(養護教諭)「性は隠したいものではなく、今ある命のスタートであることがわかり前向きにとらえることができた。」「助産師のもつ専門的知識がわかりやすく理解できた。」「社会的問題の虐待など、いのちの大切さを考える場面が多い。学校の現場でいのちの教育をおこなうことはとても重要であると感じた。」
今後は、回を重ねるごとに参加者と共に内容を深め、多くのこども達や関係書と「性」について話せる場を提供していきたい。講座終了後には養護教諭へのアフターフォロー会を企画したいと考えている。

取組についてのWEBサイトURL

http://www.sanba-ibaraki.com/

最終更新日:2020-08-21 16:06:50