
健やか親子21
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取組情報
発達障害・グレーゾーンの子どもをもつ母親のためのコミュニティ えがおのいっぽ


取組課題 |
育てにくさを感じる親への支援 ▼ ゆったりとした気分で子どもと過ごせる時間がある母親の割合 育てにくさを感じたときに対処できる親の割合 発達障害を知っている国民の割合 発達障害をはじめとする育てにくさを感じる親への早期支援体制がある市区町村の割合 |
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実施時期 |
2020/6/1 ~ 未定 | |
通算期間 |
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上記期間内での実施状況 |
参加人数や実施回数などは把握できない | |
取組の連携先 |
なし | |
取組の対象 |
母親 | |
取組の概要 |
<取組の背景・目的> 学童期の通常学級に通う児童を対象とした文部科学省の調査では、発達障害のある子どもの割合は6.5%(特別支援学校は含まず)。 近年発達障害という言葉の認知が広がり、発達障害の子どもに対する支援制度は整備されつつある。 一方で制度を活用する母親への支援はまだ十分とは言えないのが現状である。 子どもを育てにくいと感じ悩んでいても、デリケートな内容であるため周囲には話が出来ず孤立しがち。 自治体の相談機関等に連絡をしても相談件数の増加から早期の予約が取れず、相談までの数ヶ月を一人で悩みながら育児をしている。 私自身発達障害の子どもを持ち、子どもに対して違和感を感じながら子育てをしてきた。子どもが発達障害の診断を受けたとき、周囲の誰に相談していいのかわからず、自分一人で悩み、不安になった。その悩みを打ち明けられるのは、初めは同じ悩みを抱えるお母さんであった。そうすることで同じ境遇の母親とつながることができ、私は徐々に子どもの発達障害を周囲に隠すことなく打ち明けられるようになった。一緒に悩める仲間が広がり、一人ではない心強さを感じることができるようになった。 不安を感じたり悩んでいる母親同士がつながり、悩みを共有し、学び合うことができれば、母親がより子どもと向き合っていけるはずである。そのようなコミュニティを悩んでいるお母さんたちと共に創っていきたい。 <対象者> 発達障害・グレーゾーンの子どもを育てる母親 <方法> オンラインを中心に発達障害・グレーゾーンの子どもをもつ母親のコミュニティを運営。 母親同士の交流の場として母親に寄り添った支援を継続的に行う。 <成果> ・発達障害の子どもをもつ母親同士の横のつながりが出来た ・コミュニティが悩みを打ち明ける場となった ・母親の居場所となり、ココロのよりどころが出来た ・コミュニティ内で母親同士が認め合うことが出来た ・母親の笑顔が増えた <今後の展開> 母親自身が子どもの成長を意識的に振り返り、子どもの成長を視覚化することで、学校や支援機関とスムーズに連携していけるようサポート体制を充実していきたい。 具体的には、必要性を感じていても利用率の低いサポートブック(親が子どもと関わる人に子どもの状況と支援策を伝えるためのツール)の作成をサポートしていく。 ・年に数回ゲストを招き学びの場を提供 ・母親が手軽に利用できるような、オンラインを用いた個別相談の実施 ・公的支援制度の情報収集とwebでの発信(毎年の更新情報も) ・行政窓口との連携強化と個々の状況に合わせた母親への制度紹介 |
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取組についてのWEBサイトURL |
https://h-yumiyu.com |
福岡県
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最終更新日:2020-08-22 01:04:28