健やか親子21
取組のデータベース
取組情報
助産師が行ういのちの教育
取組課題 |
[その他]:その他 |
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実施時期 |
2018/1/1 ~ 2018/ | |
通算期間 |
1年 | |
上記期間内での実施状況 |
実施回数:7回,参加人数432人 | |
取組の連携先 |
教育機関 | |
取組の対象 |
学童 思春期 | |
取組の概要 |
〈取り組みの背景と目的〉 性に関する捉え方は、大人であっても、一人一人違う。家庭の環境が多様化する中、第二次性徴や性の話は、学校に任せたい。何を伝えてよいかわからないとアンケートに答えてくれる保護者が多いのも現実である。 中高生の性に対するイメージを記載してもらうと、「いやらしい」「よくないもの」という回答が多い。この原因として「望まない妊娠」や、「性感染症」などの、性に関するネガティブな性教育からスタートすることが、あると考えられる。この捉え方は、本来の性の在り方や活かし方をしらないままで終わる危険性がある。 そのため、「性」に関する話を肯定的に話す環境が必要である。そして、いのちの誕生を支援する助産師は、「性」は恥ずかしいものではなく「性」は生きる事の基盤であることを伝えていく事ができる。 そこで、助産師が性に対する基本的な考え方・性教育を受ける対象の発達にそった教育を届けることで、各自が生きる事を自分で見つめ、考える時間を共有し、性に対する考え方の発展につながると考える。する。 〈対象者〉茨城県内 小学校・中学校・高校。 〈受講後の自由記載より〉 高校生:「性の話は、下品な話と思っていましたが、話を聞いているうちに、気持ちがかわりました。」 「性というものは、生きていくのに大切なことで、自分がここにいるのも、そういうもののおかげだとわかった」 依頼者:「性は隠したいものではなく、今ある命のスタートとの説明に、前向きなおもいで、とらえることができました」 「助産師のもつ専門的知識(日々の実践からの経験値も含め)とてもわかりやすく理解できた」 「社会的問題にもなっている子どもへの虐待問題など、いのちの大切さを考えさせられる場面が多い。学校現場でいのちの教育を開催することは、とっても重要なことであり、負の連鎖が起こらないようにするためにも、とても意義があると思います」 〈今後の展開〉 回を重ねるごとに参加者とともに内容を深めていきながら、一人でも多くの子ども達や関わる関係者の方々と「性」について話せる場を提供して行きたい。 |
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取組についてのWEBサイトURL |
http://www.sanba-ibaraki.com/ |
茨城県
一般社団法人 茨城県助産師会
最終更新日:2020-08-21 16:06:50