取組情報

ウェルカムベビープロジェクト

取組課題

切れ目ない妊産婦・乳幼児への保健対策 ▼

[その他]:その他

子どもの健やかな成長を見守り育む地域づくり ▼

[その他]:その他

実施時期

2016/4 ~ 未定

通算期間

4年

上記期間内での実施状況

2018年度 913人へ出産祝いをお届け。 2019年度 697人へ出産祝いをお届け。 その他、イベントを実施。

取組の連携先

地方公共団体 教育機関 民間団体 他の企業

取組の対象

新生児 乳児 幼児 妊産婦 父親 母親 保健師 助産師

取組の概要

【概要】
まちのみんなの「おめでとう!」の気持ちを、赤ちゃんとそのご家族のみなさんに届けていきたいと活動しているプロジェクト。
家族のみならず地域全体で赤ちゃんの誕生を歓迎し、地域全体で子育てを見守る文化の醸成を目的に、2016年4月官民住民連携で立ち上がり、横浜市戸塚区からスタート。

認定NPO法人こまちぷらすと、ヤマト運輸株式会社神奈川主管支店が事務局をつとめ、行政や地元商店街、企業と連携し、進めている。
このプロジェクトを通して、多くの人が子育てに関心をもち、「私に何ができるのだろう?」と考えるきっかけを作ることで、様々な好事例が生まれている。
2018年4月からは横浜市鶴見区でもスタート。横浜市こども青少年局後援。

【取り組みの詳細】
<出産祝い部門>
子どもの誕生を祝福する気持ちをこめて、地域と企業・団体から、戸塚区・鶴見区在住で、赤ちゃんが生まれ、お申し込みがあったご家庭に無償で『ウェルカムベビープロジェクトの出産祝い』を届けている。これまでに約2,300人の赤ちゃんに出産祝いを届けた。(2020年度7月現在)
今後は他地域でも出産祝いとともにお祝いの気持ちを届けていきたい。

出産祝いの中には、企業・団体・お店の方からのプレゼントの他に、地域の方々からのお祝いとして手縫いの「背守り」と手書きのメッセージカードがある。
その制作のため「背守り会」を毎月、戸塚で2回、鶴見で1回開催しており、参加者は、小学生から高齢者まで様々な年齢層が参加し、多世代の地域交流の場となっている。
また、出産祝いを受け取った人も今度は贈る側として「背守り会」に参加するなど、子育て層の主体性を引き出し、地域の中で循環を生む仕組みとなっている。

プレゼントは公募を行い、選考会の実施を通して、企業や地域の方に子育て層の課題を知ってもらい、「自分にできること」を考える機会を創出している。


<産前部門・産後部門>
年3回地域の産院と協働し、産前産後支援団体の協力を得て、プレママ・プレパパ講座を開催し、産前からの情報提供及び、地域とのつながりを持てる場の設定を行っている。
また、妊婦さんと産後3か月までのお母さんが参加できるおしゃべり会をオンラインで実施するなど、産前産後をつなぐ場を設定している。


<創発部門>
このプロジェクトを通して、子育てのよりよい環境を考え、異業種の企業間のコラボレーションにより新たなモノ・サービス、そのアイデアを生み出す場も設定している。

その一つが、2016年度に行ったウェルカムベビープロジェクトおむつ自動販売機開発。これは、おむつ、ウェットティッシュと飲み物が一緒に購入できる自動販売機であり、本プロジェクトのワークショップを通じて、お父さんの願いを企業がコラボレーションし、実現したもの。
ウェルカムベビープロジェクト支援型のおむつ自動販売機は、現在、全国に約10機が設置されている。

2018~2019年度は、プロジェクトに関わる企業7社が3グループに分かれ、「子育て」「地域」をキーワードに新しい事業のコンセプトを1年にわたり検討。今後は、その実施に向けトライアルや調査、広報に力を入れていく。

取組についてのWEBサイトURL

https://welcomebabyjapan.jp/

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最終更新日:2024-07-01 14:50:29