
健やか親子21
取組のデータベース
取組情報
切れ目のない子育て支援をデジタルで推進する「HELPOとてくてくの子育て伴走型相談支援」モデル展開と「電子母子手帳を活用した成長課題の早期発見」を通じた社会貢献



取組課題 |
【妊娠期】母体の健康・精神的安定/胎児の成長 ▼ ・母体の健康について 妊娠・出産について満足している者の割合 【妊娠期~乳幼児期】切れ目ない支援 ▼ ・乳幼児健康診査事業の受診促進 乳幼児健康診査の受診率(重点課題②再掲) 関係機関との妊娠期からの連携強化 ▼ 子どものかかりつけ医(医師・歯科医師など)を持つ親の割合 ハイリスク児への支援 ▼ [その他]:発育・発達過程において何らかの問題が生じた場合に早期に支援機関に相談する親の割合 [その他]:・妊娠時から出産・子育てまでの一貫した「伴走型相談支援事業」を実施する自治体の数 妊産婦に優しい環境づくり ▼ この地域で子育てをしたいと思う親の割合 妊娠中、仕事を続けることに対して職場から配慮をされたと思う就労妊婦の割合 育てにくさを感じる親への支援 ▼ ゆったりとした気分で子どもと過ごせる時間がある母親の割合 育てにくさを感じたときに対処できる親の割合 子どもの社会性の発達過程を知っている親の割合 健康を支え、護るための社会環境の整備 ▼ 地域のつながりの強化(居住地域でお互いに助け合っていると思う国民の割合の増加) |
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実施時期 |
2022/5/1 ~ 未定 | |
通算期間 |
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上記期間内での実施状況 |
切れ目のない子育て支援をデジタルで推進する活動を全国に広げるため、全ての自治体を対象に毎月1〜5回以上の説明会開催および導入支援を実施。 | |
取組の連携先 |
地方公共団体 教育機関 民間団体 研究機関 他の企業 | |
取組の対象 |
新生児 乳児 幼児 学童 思春期 妊産婦 父親 母親 家族 団体職員 関係者・関係機関 保健師 栄養士 助産師 医師 薬剤師 事務職員 | |
取組の概要 |
~子ども達一人ひとりを大切に育てるための地域の子育てDXを支援~ ■事業者名 ヘルスケアテクノロジーズ株式会社、ソフトバンク株式会社 ■背景 発達障がいは見た目では分かりにくいため見落とされたり、もし気になることがあってもサポートを受けるまでに保護者の心理的ハードルが高いといった課題が多く存在します。 また妊娠中や産後の女性をはじめとした健康状態やメンタルヘルスに悩む方が、時間の制約や移動、心理的な障壁によって必要なときにサポートを得られなかったり、自治体が情報を発信しても住民に十分に届いていないなどの状況があり、孤立化や産後うつの増加が懸念されています。 更に産後うつや子供の発達障がい等から、その後の育児不安や虐待につながるおそれもあり、ご家庭の状況に対して早期に介入し、支援につなぐことで虐待発生を予防する取り組みが急務となっています。 ■取組内容 このような状況に対し、デジタル技術を活用して切れ目のない子育て支援を全国自治体と共に実現することを目指しました。 <「子育て伴走型相談支援」モデル> (1) ヘルスケアアプリ「HELPO」による365日24時間の随時相談 「HELPO(へルポ)」は妊娠中や産後、子育て中の保護者が不安や疑問をスマホで気軽に医師や看護師、薬剤師に相談できるサービスです。育児に関する疑問や心身の変化をいつでも相談でき、オンラインで医療専門家に相談できる環境を提供します。これにより、医療へのアクセス障壁を取り除き、個別のサポートを提供し産後うつなどの予防にも貢献します。 (2) デジタルこども手帳「てくてく」を情報発信基盤として活用 デジタルこども手帳「てくてく」を通じて、子育て世帯へのお知らせ配信や地域の支援情報提供、オンライン手続きが可能です。地域と子育て世帯をITで結び、情報共有の障壁を取り払い、必要な情報が届く環境を整備します。 <電子母子手帳を活用した成長課題の早期発見> 成長・発達アセスメント機能「できたね!チェック」無償提供 「できたね!チェック」は、元 創価大学准教授で特別支援教育のコーディネーターでもある安部 博志氏の「子どもの発達を支えるアセスメントツール」を元に、ICTを活用して障がい児の学習・生活支援を行う「魔法のプロジェクト」の ディレクターである佐藤 里美氏 が監修に協力し、ヘルスケアテクノロジーズが開発した機能で、これをデジタルこども手帳「てくてく」内で提供します。 1歳から6歳まで2~3ヵ月ごとにお子さまの発達状態を「運動」「言葉」「社会性」「生活」のカテゴリごとにセルフチェックしていくことで、「この時期の子どもはこんなことができるんだ」と保護者が自然に子どもの成長を意識できるようにしています。アセスメントで気になる点があれば、タイミングを逃さず自治体の適切な相談先へ誘導することを目的に、自治体を通じて提供していきます。 ■対象 妊娠期から未就学児のお子さまをもつ世帯を対象にしていますが、6歳以上も継続してお使いただけるため、行政とご家庭の緩やかな繋がりを維持します。 ■成果・展望 ある自治体では、相談窓口や対面式の面談を実施していましたが、保健師や専門職の人数が不足しており、夜間・休日を問わず発生する乳幼児の健康トラブルなどに対して十分な支援体制を整えることが困難でした。そこで子育て伴走型相談支援事業において「HELPO」と「てくてく」を組み合わせた「子育て伴走型相談支援」モデルを導入し、これにより対面式の面談に加えて日々スマホを通じて切れ目のないサポートを提供しています。これは保護者の安心だけでなく、地域全体の医療支援体制の強化にも貢献しています。 ヘルスケア領域のDXで社会課題解決に挑むヘルスケアテクノロジーズ株式会社では、利用者や自治体の声を聞きながら、子育て支援サービスを今後も拡充していきます。 また、ソフトバンク株式会社CSR部門では、グループ企業のアセットを活用した子育て領域のデジタル化を通じて、全国の自治体と連携し地域の子育てにおける課題解決を支援しています。 ■イメージ画像説明 【画像1】切れ目のない子育て支援をデジタルで推進する 【画像2】「子育て伴走型相談支援」モデル全体像 【画像3】成長・発達アセスメント機能「できたね!チェック」 ※「健康寿命を延ばそう!アワード」応募・受賞歴なし |
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取組についてのWEBサイトURL |
https://healthcare-tech.co.jp/news/20230222.html |
東京都
ヘルスケアテクノロジーズ株式会社
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最終更新日:2023-09-06 12:09:52