取組情報

安心して出産・子育てするために 行政サービス情報を届ける webサイト/アプリ『子育てタウン』

取組課題

切れ目ない妊産婦・乳幼児への保健対策 ▼

【妊娠期】母体の健康・精神的安定/胎児の成長 ▼

・妊娠期からのメンタルヘルスケア

妊娠中の保健指導(母親学級や両親学級を含む)において、産後のメンタルヘルスについて、妊婦とその家族に伝える機会を設けている市区町村の割合

関係機関との妊娠期からの連携強化 ▼

子ども医療電話相談(8000)を知っている親の割合

不妊に悩む方への支援 ▼

不妊に悩む方への特定治療支援事業の助成件数

子どもの健やかな成長を見守り育む地域づくり ▼

妊産婦に優しい環境づくり ▼

この地域で子育てをしたいと思う親の割合

健康日本21(第2次)に含まれる母子保健に関するテーマ ▼

健康を支え、護るための社会環境の整備 ▼

地域のつながりの強化(居住地域でお互いに助け合っていると思う国民の割合の増加)

実施時期

2012/8 ~ 未定

通算期間

上記期間内での実施状況

導入実績数 全国100自治体以上(2023年8月時点)

取組の連携先

地方公共団体

取組の対象

新生児 乳児 幼児 学童 妊産婦 父親 母親 家族

取組の概要

【背景】
子育て世帯の課題や悩みは多種多様。それに応じて出来たせっかくのきめ細かい自治体による支援も、自治体の webサイトや子育て情報が集約されたまとめページだけでは、住民が漏れなく必要な情報にたどり着くことは困難です。
数多くある子育て支援も、知られていなければ役に立ちません。

そこで私たちは、子育て世帯の誰もが行政サービスを使いこなし、安心して子育て出来る社会を目指し、サービス提供を開始しました。


【目的】
私たちは『子育てタウン』というプラットフォームを、自治体からの積極的な情報発信を可能にし、自治体と住民をインタラクティブに繋ぐ仕組みの第一歩として位置付けています。
利用者は必要なときに必要な支援を受けられるように、自治体から子育て世帯それぞれの状況に合わせた積極的な情報発信を可能とすることで、自治体と住民を密接に繋げ、より良い子育て環境を創出することを目的としています。

【対象者】
妊娠前から育児中である全てのご家族


【方法】
子育ての困りごとは多岐にわたり、支援もさまざまあります。せっかくの支援も担当課が違うと知らずにご案内ができなかったということも起きるため、担当職員が知っているだけではなく、部署をまたいでも、担当が変わっても誰でも分かるようにしておく必要があります。
また、必要なとき、必要な支援を知って使うためには、担当課や職員個別の対応だけでなく、ITを用いたソリューションも重要です。ITが持つ力を最大限に活かすためには、子育てに関わる情報を一元的に整理・管理する必要があり、それを実現したのが[ユニバーサルメニュー®]です。

『子育てタウン』は、「ユニバーサルメニュー®」を活用したwebサイト/アプリを構築し、制度の更新情報はもちろん、利用者に役立つオリジナルコンテンツを提供するなど、自治体ご担当者様の手間を極力抑えながら質の高いサービス運用を行なっています。
また、定期的に利用者アンケートを実施し、住民の意見を取り入れた便利な新機能を継続的に開発しています。

<行政サービス情報について>
・ 行政サービス情報を自治体 webサイトの標準メニュー体系「ユニバーサルメニュー®」に基づき整理することで、住民は行政サービスが見つけやすくなり、自治体は提供情報の漏れや重複に気がつきやすくなります。
・ 行政サービスの記述は、「ユニバーサルメニュー® 」の考え方に基づき、行政専門用語や難しい言葉をなるべく使わないよう配慮しています。そのため、住民にとって行政サービスが分かりやすく、利用しやすいものになります。


【成果・今後の展開】
『子育てタウン』は自治体の子育て情報発信に関する官民連携事業として、2012年よりスタートしました。自治体 webサイトだけではわかりづらい子育て支援情報を「ユニバーサルメニュー®」によりわかりやすく情報整理し、子育てに特化した webサイト/アプリを構築し、全国で100以上の自治体の皆さまに導入頂きました。
自治体公式子育てサイトの草分けとして、住民と自治体職員双方のみなさまに長きに渡りご利用いただいています。

2023年7月には、登録したお子さんの年齢情報に合わせて、今利用できる行政サービスや、直近で参加できるイベントなどの情報、子育てに関する読みものなどを表示する「パーソナライズ機能」を追加しました。住民にとってより身近に感じられる子育てに関する知識や行政サービスを、総合的に案内します。
また、健診など行政サービスの案内や相談先などのお知らせしたい支援情報をメッセージで表示し、更新をプッシュ通知でお知らせできる「伴走型アウトリーチ機能」や、子育てに関する不安や悩みを抱える方が、気軽にオンライン上で行政の専門家に相談することができる「オンライン相談型掲示板機能」など、伴走型相談支援事業に活用できる機能を備えています。
今後は、住民ポータル、スマートシティなどと連携し、住民とのより深い接点を築き、自治体DXの一助となること、また子どもの貧困・ひとり親支援などの課題解決として、相談先や支援の情報など、より状況にあった行政サービスの情報提供を実現していきます。

私たちは今後も、子育てに関する数多くの行政サービスの情報発信に関するノウハウを活用した“切れ目ない支援の実現”、“他団体での効果的な仕組みの共有”、“時代にあった行政DX施策のサポート”などを通して、行政の子育て支援を徹底サポートいたします。

取組についてのWEBサイトURL

https://www.asukoe.co.jp/productandservice/kosodatetown/

コラボ事業者募集中

コラボ実績あり

最終更新日:2024-09-04 11:21:54