取組情報

『授乳のことなんでも!』話せる聞けるママの居場所〜情報提供と励ましの相談・つどい〜

取組課題

切れ目ない妊産婦・乳幼児への保健対策 ▼

【妊娠期】母体の健康・精神的安定/胎児の成長 ▼

・母体の健康について

[その他]:妊娠中からの授乳支援

災害時における妊産婦、乳幼児への支援策の検討 ▼

災害などの突発事象が発生したときに、妊産婦の受入体制について検討している都道府県の割合

子どもの健やかな成長を見守り育む地域づくり ▼

妊産婦に優しい環境づくり ▼

[その他]:母親から母親へのピアサポート

地域の子育て支援 ▼

[その他]:母親から母親へのピアサポート

母子保健関係者専門性向上のための取り組み ▼

[その他]:母乳育児支援者のための講座

育てにくさを感じる親に寄り添う支援 ▼

育てにくさを感じる親への支援 ▼

[その他]:母親から母親へのピアサポート

実施時期

1992/10/1 ~ 未定

通算期間

上記期間内での実施状況

参加人数や実施回数などは把握できない

取組の連携先

地方公共団体 専門団体(学会や職能団体等)

取組の対象

新生児 乳児 幼児 学童 思春期 妊産婦 父親 母親 家族 関係者・関係機関 保健師 栄養士 助産師 医師 歯科医師 歯科衛生士 薬剤師 保育士

取組の概要

1取り組みの背景
赤ちゃんに母乳をあげたいと思いつつも、うまくいかなくて困る経験をするお母さんはたくさんいます。母乳は、出産直後からいくつかの基本に沿うことができるとスムーズに行きやすいのですが、その情報を出産前に得られず、結果として困ったり悩んだりする人がたくさんいます。
私たちは、お母さんたちの授乳や子育てが楽になるように、そのお手伝いができることを願ってボランティアで活動しています。
1対1の個別相談や、地元に密着した集まりとオンラインでの集まりを開催し、授乳に関する悩みを持つお母さんたちが話し合える場所を提供しています。
おのおのが子育ての経験を話すことで、ほかの人の経験から子育てのヒントを得ることもできます。たくさんの情報の中から自分に合った方法を見つけ、肩の力を抜いて子育てできるようになります。
授乳中に困ったり悩んだりした経験のあるお母さんが、コミュニケーションスキルなどのトレーニングを受けてピアサポートを行っています。
ラ・レーチェ・リーグは世界的な母乳育児支援団体ラ・レーチェ・リーグ・インターナショナルの認定リーダーによる授乳サポートを提供しているNPO法人です。
2目的
お母さん一人ひとりの思いに寄り添いながら、母乳育児や子育てについての情報を提供し、お母さん自身が自分にぴったりと感じる方法を選ぶお手伝いをします。
3対象
母乳育児に関心のある女性。
4方法
以下のような活動を通して妊娠中・授乳中の女性が集まって話せる場の提供や情報発信をしています。
・各地の集まり(2020年からはオンラインでも開催)
・相談窓口(電話、LINE)
・サイト・SNS・書籍での母乳育児情報提供(医学的内容は専門家の監修あり)
・毎年8月の「世界母乳育児週間」にイベントを開催
・災害時の授乳に関する情報提供や
 2011年震災時の赤ちゃんの栄養相談ホットライン(日本ユニセフ協会からの委託)
ユニセフ、WHOなどと協力しあって、長年母乳育児の支援を続けています。
5成果
2021年1月から12月の実績
直接サポートを届けた親子 817組
(各地の集まりに参加 529組 LINE相談 188組 電話・メール・その他 100組
世界母乳育児週間連日イベント開催に 97人
オンラインCST(コミュニケーション講座) 55人
発行物改訂(小冊子・インフォメーションシート)5種
89人のリーダーが各地で活動
6今後の展開
昨今、行政・民間を問わずさまざまな機関による子育て支援の充実が進んでいます。活動の目的を「母乳育児支援」とする私たちは、長年蓄積したその分野の経験や科学的根拠のある情報を提供することで、ほかの子育て支援機関と連携していくことができます。
毎年各地で災害が起きています。被災された乳幼児のご家族や地域の支援者など、必要としている方へ災害時の赤ちゃんの栄養に関する情報提供をしていきます。
災害時も平常時も、全国そして世界に広がるネットワークを通して、適切な情報と支援を届けられるように活動を続けていきます。
私たちは、そのような協働の機会を生かしながら、母乳で育てたいお母さんが、どこにいても、いつでも、あたたかく適切な母乳育児支援に出会えることを目指して、活動を続けていきます。

取組についてのWEBサイトURL

https://llljapan.org/

コラボ実績あり

最終更新日:2022-08-25 10:07:45