健やか親子21
取組のデータベース
取組情報
みどりの保健室
取組課題 |
【妊娠期~乳幼児期】切れ目ない支援 ▼ ・児の健康づくりについて [その他]:乳幼児、親への医療、健康のアドバイス |
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実施時期 |
2021/9/9 ~ 未定 | |
通算期間 |
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上記期間内での実施状況 |
2021年は薬剤師のみで実施 2022年2月、3月、4月、5月、6月、7月、8月はみどり薬局内で薬剤師と看護師が協働して相談に応じる相談会実施 毎回参加者2~3名 | |
取組の連携先 |
なし | |
取組の対象 |
新生児 乳児 幼児 学童 思春期 妊産婦 父親 母親 家族 | |
取組の概要 |
①<取り組みの背景> 妊娠・出産・子育ては人生において大きな喜びを伴う経験である一方、肉体的・精神的にも大きな負担を伴う一大事でもある。特に子育てにおいては社会から孤立しがちな母と子供にとって、よき相談相手である「ママ友」を作ったり、先輩ママのアドバイスが気軽に聞ける場として、「子育て支援センター」などの地域の場所がある。コロナ禍でそのような場所が制約され、産前産後ホルモンバランスが乱れやすい女性にとって、不要不急の外出を避ける生活が長く続くことは決して親子にとっていい影響を及ぼさないと考えられる。 また、子供の受診で薬局にみえる保護者と会話をしていると、一般的な医療の知識やセルフケア・セルフメディケーションの知識が低い事例が散見された。 妊娠・出産・子育ての人生の大きな転換の時期に最低限のセルフケア・セルフメディケーションの知識をつけること、薬局が受診前に相談可能な場所であることを知ることが、結果として健康寿命をのばすことにつながると考えた。 そこでみどり薬局が親子のコミュニティーの場として、気軽な相談を受けられるような場所を提供できるよう、看護師と協働して「みどりの保健室」を開始した。 <目的> 子育てをされている親や妊婦さんが、受診前に気軽に相談できる場所を提供する。 薬局が処方せんなしでも相談可能な場所であることを知ってもらう。 <方法> 毎月、第2水曜日の午前中2時間、みどり薬局内で、薬剤師と看護師(時には理学療法士、管理栄養士などの他職種も加えて)が、個々の悩みや、相談に応じる。 <対象者> 地域のどなたでも <成果> 相談は多岐にわたる。 1. 18才予備校生:生理痛がひどいが鎮痛薬の使用で悩んでいる方へのアドバイス 2. 40代女性:2人目出産前で、1人目の赤ちゃん返りが心配な妊婦さんへのアドバイス 3. 40代女性:6才の男児の便秘で、時々ケトン性低血糖症を起こし、入院騒ぎを起こすことに悩むお母さんへのアドバイス 4. 40代女性:首の湿疹で、薬を飲んでいいか悩む授乳中のお母さんへのアドバイス 5. 40才女性:妊娠12週、抗血小板薬を服用した方がいいと医師に言われたが、怖くて飲めない方へのアドバイス <今後の展開> 相談内容は、医療のことだけではなく、昔なら家族や近所の人達との世間話から知り得た常識的なことまで多岐にわたっている。薬剤についての相談も、処方された医師や調剤した薬局薬剤師以外にも第三者的な中立的な回答を聞きたい思いが伝わる。コロナ禍での気軽に相談する相手を見つけられない現状も考えられる。 「みどりの保健室」は月に1回のみの開催だが、いつでも気軽に相談できるような場を提供し続けたいと考える。薬剤師、看護師だけではなく、医療・介護・福祉の多職種にもアドバイザーを拡げていきたいと考える。 ③みどり薬局の理念は「住み慣れた街で最期まで楽しく健康に暮らすを応援する」であり、それに基づいた医療提供を実施している。コロナ禍でも、東京都のPCR等無料検査事業、コロナ薬の備蓄、調剤も24時間対応で行っている。 ④公的な補助金なし ⑤過去の応募なし |
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取組についてのWEBサイトURL |
http://www.sakaguchimayumi.com/event.html |
東京都
みどり薬局
最終更新日:2022-08-15 14:29:31