取組情報

ヘルシーマザリング プロジェクト

取組課題

切れ目ない妊産婦・乳幼児への保健対策 ▼

【妊娠期】母体の健康・精神的安定/胎児の成長 ▼

・妊産婦が及ぼす影響について

全出生数中の低出生体重児の割合

子どもの健やかな成長を見守り育む地域づくり ▼

妊産婦に優しい環境づくり ▼

妊娠中、仕事を続けることに対して職場から配慮をされたと思う就労妊婦の割合

積極的に育児をしている父親の割合

健康日本21(第2次)に含まれる母子保健に関するテーマ ▼

栄養・食生活、身体活動・運動、休養、飲酒、喫煙及び歯・口腔の健康に関する生活習慣及び社会環境の改善 ▼

主食・主菜・副菜を組み合わせた食事が1日2回以上の日がほぼ毎日の者の割合の増加

[その他]:プレコンセプションケア、妊娠前からの若い男女の栄養改善

実施時期

2018/4/1 ~ 2022/3/31

通算期間

上記期間内での実施状況

①「日経クロスウーマン」でのキャンペーン・啓発記事 : 約40本 ②啓発セミナー:通算3回開催 、各回200〜300名参加 ③企業、自治体、ヘルスケア関係者、有識者による研究会の開催:通算8回開催

取組の連携先

地方公共団体 教育機関 専門団体(学会や職能団体等) 研究機関 他の企業

取組の対象

新生児 妊産婦 母親 社員 保健師 栄養士 助産師 医師 教員

取組の概要

日本の妊娠適齢期の女性は20代を中心に、エネルギー・栄養ともに不足した栄養失調状態に陥っています。こうした栄養状態では、体は痩せすぎてエネルギー不足に陥り、疲れや肌荒れ、メンタルの不調や月経異常につながりやすく、不調の多い状態に。こんな状態では日常生活でも仕事でも生産性が落ちてしまいます。

 さらに、痩せた女性が妊娠すると、赤ちゃんもおなかの中でエネルギー不足となり、出生体重2500g未満の赤ちゃん(低出生体重児)が生まれやすくなります。実際日本では1980年代から低出生体重児の割合が増加しており、女児では10%を超えています(2016年)。これは、先進国の中で最も高く、最近の研究を通じて、栄養不足の母体から生まれる低出生体重児には、さまざまな健康リスクが生じることが分かってきました。

 そこで本プロジェクトでは、働く女性、また、これから赤ちゃんを産もうとする若い女性たちに以下のことをお伝えし、活動を続けてまいります。

(1)体の栄養状態を良く保つことの大切さ、やせすぎた体が自分の体調や仕事のパフォーマンスに与える影響、栄養不足が招く赤ちゃんの健康への影響を最新の研究をベースにお伝えします。

(2)丈夫な赤ちゃんを産み、より良く育てるための方法を分かりやすく、正しくお伝えします。

(3)低栄養状態の改善に寄与する製品・素材の紹介、生活習慣の提案などの解決策(ソリューション)を研究機関、企業、流通、自治体関係者の協力も得ながら考えていきます。

(4)ヘルシー・マザリングに対する新しい社会的なコンセンサスを形成していきます。

取組についてのWEBサイトURL

https://special.nikkeibp.co.jp/atclh/DRS/19/mothering/

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コラボ実績あり

最終更新日:2022-01-13 11:30:47