取組情報

みんなで学ぶ子どものアレルギー(無料動画公開&無料オンラインセミナー・交流会開催)

取組課題

子どもの健やかな成長を見守り育む地域づくり ▼

母子保健関係者専門性向上のための取り組み ▼

母子保健分野に携わる関係者の専門性の向上に取り組んでいる地方公共団体の割合

その他

実施時期

2021/10/1 ~ 未定

通算期間

11ヶ月

上記期間内での実施状況

オンラインセミナー 2021年度 6回開催 合計 61名 2022年度 現時点で5回開催 合計41名 アレッ子ママ&パパ 交流サロン  現時点で4回開催 合計22名

取組の連携先

地方公共団体 教育機関 専門団体(学会や職能団体等) 民間団体 他の企業

取組の対象

新生児 乳児 幼児 学童 父親 母親 家族 関係者・関係機関 保健師 栄養士 助産師 医師 薬剤師 児童福祉主事 保育士 教員 養護教諭

取組の概要

■活動の背景と目的
現在、約4割の子どもが何らかのアレルギー疾患を抱えており、インターネット上には情報が氾濫し、アレルギー疾患を持つ子どもの育ちに関わる大人が漠然とした不安を抱いたり、WEB上にて不確かな情報に振り回されたり、「小児アレルギーは怖い」といった先入観からアレルギー児への関りを拒む人も少なくありません。

また、保育者、教師が専門医から直接学ぶ機会が少ないために、施設内の保健担当者(看護師等)に負担が集中している状況も見受けられます。そのようなことを防ぎ、小児アレルギーについて、だれでも、いつでも学びの機会を得ることができる環境の実現を目指しています。それにより、新たに小児アレルギー児の親になったママやパパ、新たに保育士や教諭として小児アレルギー児に関わることとなった先生方などをサポートすることが可能となります。また、身近に同じような疾患に悩む親がおらず、孤立感を感じているアレルギー児の親の孤立感を和らげる成果も見込まれます。
みんなでのアレルギー児の育ちを支えようという前向きな意識を醸成することが、子どもの健やかな成長と、親の育児負担の軽減につながると考えて活動に取り組んでいます。

■活動の概要
2021年度中に専門医等の協力を得て疾患とその対処法について分かりやすく学ぶことができる動画を7つ制作し(財源:ニッポンハム食の未来財団助成)無料で公開し、現在まで公開を続けています。
1基礎のお話
2小児気管支ぜん息
3アトピー性皮膚炎
4産後すぐからの正しいスキンケア
5食物アレルギー
6アナフィラキシーとその対応、エピペンについて
7食物アレルギーの食事と栄養

さらに、その動画を視聴した人々を対象に、より学びと理解を深めていただくためのオンラインセミナーを毎月1回、日曜日の午前中に開催しています。受診時には気兼ねしてかかりつけ医に十分に質問することが出来なかったことも、セミナー時に専門医に尋ねることができ、また、誰かの質問が他の参加者にとっても有益な情報となる場合もあります。
適切な治療を受け、上手にアレルギーと付き合っていくために必要な情報を得ることで、小児アレルギー児の命の危険や症状の悪化を防ぎ、生活の質を高めことが目標です。

またアレルギー児の育ちに関わる人はどなたでも参加できる交流サロンも月に毎月1回、週末の夜や日曜日の午前中などに開催しています。セミナーは参加者の顔や声は画面に映らないスタイルで開催していますが、交流サロンは参加者の自由意思でカメラやマイクはONでもOFFでもOKとしています。小児アレルギーエデュケーターで管理栄養士の上野佳代子さんがホストを務め、参加者にも体験談やお悩みを語っていただきながら進行しています。

2022年度は、公益財団法人テルモ生命科学振興財団の医療貢献活動助成を受けて活動を行っています。

(同取組についての)過去の応募回数…なし
(事業者としての)過去の本アワード受賞歴…なし
公的(官公庁)な補助金等の支給を受けているか…なし

取組についてのWEBサイトURL

https://chilwel.jp/news/5wbl3w

コラボ事業者募集中

コラボ実績あり

最終更新日:2022-08-22 16:39:21