取組情報

乳幼児から大人まで 全ての人を対象とした「生と性の健康教育」 〜自尊感情を高めるための取り組み〜

取組課題

切れ目ない妊産婦・乳幼児への保健対策 ▼

【妊娠期】母体の健康・精神的安定/胎児の成長 ▼

・母体の健康について

その他

・妊娠期からのメンタルヘルスケア

その他

・妊産婦が及ぼす影響について

その他

【妊娠期~乳幼児期】切れ目ない支援 ▼

・児の健康づくりについて

その他

不妊に悩む方への支援 ▼

その他

学童期・思春期から成人期に向けた保健対策 ▼

思春期保健対策 ▼

十代の人工妊娠中絶率

十代の性感染症罹患率

その他

自殺対策 ▼

その他

地域保健福祉と学校保健、医療機関、関係団体等の連携強化 ▼

その他

子どもの健やかな成長を見守り育む地域づくり ▼

妊産婦に優しい環境づくり ▼

その他

育児不安の親のグループ活動支援 ▼

その他

地域の子育て支援 ▼

その他

母子保健関係者専門性向上のための取り組み ▼

その他

妊娠期からの児童虐待防止対策 ▼

妊娠期からの児童虐待防止対策 ▼

乳幼児期に体罰や暴言、ネグレクト等によらない子育てをしている親の割合

その他

関係機関、団体との連携 ▼

その他

健康日本21(第2次)に含まれる母子保健に関するテーマ ▼

社会生活を営むために必要な機能の維持及び向上 ▼

その他

健康を支え、護るための社会環境の整備 ▼

その他

実施時期

1999/4/1 ~ 未定

通算期間

22年

上記期間内での実施状況

愛知県を中心に教育機関や生涯学習センター、科学館などで子どもや保護者などを対象に出前講座を実施している(平成30年は10施設へ訪問)。近年はオンライン講座も開催し、地域の枠を超えて展開している。

取組の連携先

地方公共団体 教育機関 専門団体(学会や職能団体等) 民間団体 研究機関 他の企業 その他

取組の対象

新生児 乳児 幼児 学童 思春期 妊産婦 父親 母親 家族 社員 団体職員 関係者・関係機関 保健師 栄養士 助産師 医師 歯科医師 歯科衛生士 薬剤師 事務職員 児童福祉主事 保育士 教員 養護教諭 その他

取組の概要

1. 取組の背景
豊かな人生を送るために『性の知識』は不可欠であるが、その教育には家庭や地域、教育機関によって大きな格差がある。我々は家庭での教育が十分で無い人々や情報が届きにくい子ども達に対して知識を提供している。自分のこころと身体を大切にする知識や技術を身に付けることは、自己肯定感の向上につながる。
また、子どもに関わる大人達も性に関する教育を十分に受けておらず、性の問題に困っている教師や親の声をよく耳にする。そのため、大人に対する性の知識や技術の提供も必要である。
それに留まらず、性教育に関わろうとする人たちが共に学び合う機会やコミュニティづくりも実施し、包括的性教育の実践がより広まることを望む。


2. ナーベルプラ座の取組・目的
「いのちのつながりを伝える」をテーマに、正しい性の知識を盛り込んだ楽しく分かりやすい「生と性の健康教育」(出前講座)を実施している。中でもシナリオ自作のお産劇は好評である。
また、性的指向や性自認を理由とする差別・偏見、暴力やハラスメントは、性別・人種・障がいの有無などと同じ重要な人権課題であるため、多様性を理解し互いを尊重していくことも重要である。そして、性暴力はその後の人生に多大な影響を及ぼすため乳児期から正しい性の知識を身に付けられるような関わりを意識する必要がある。
グループ全体の成長を目的とし、生殖の性に捉われない包括的性教育を学び合う機会となるように各種研修会や定例会等を主催して研鑽を図っている。さらに、多職種で構成されていることも本グループの特長である。メンバー間で話し合いを重ね、各々の専門性・強みを活かした講座づくりを目指している。
対象は、子どもだけに限らず、すべての発達段階における人であり、その普及活動を通して【自尊感情を高め、性に関する自己決定能力を引き出せるような知識・技術・態度を提供し、自他ともに尊重しながら生活できる社会づくりに貢献すること】を目的としている。



3. 活動内容
●生と性の健康教育(出前講座)で語る 
…幼稚園・保育園、小中高、大学、生涯学習センター、民間団体など依頼があった様々な場所へ出向いて講座を実施する
●教材づくりをする
…分かりやすい講座を実施するために、様々な対象に合わせた教材や教育内容を考え作成する。
●勉強会で学び合う
…性教育に関心をもつ人たちで月に一度勉強会を実施する。講師を招聘した講演会を年に数回開催し、関心のある人々が学ぶ機会を創出する。
●広報活動をする
…性教育に関心がある人々のコミュニティづくりを実施する。より多くの人々が性について学び考える機会が得られるよう、性教育の輪を広げるための交流機会を設ける。

4. 対象者
乳幼児から大人まで全ての人

5. 成果および今後の活動予定
これまでに数多くの施設・対象へ生と性の健康教育(出前講座)を実践してきた。近年では、その活動を活かした「オンライン講座」も開催し、地域を問わずより広い対象者へ実施することができている。オフライン(対面)での出前講座についても実施継続しており、2021年度も多数の依頼に応えている。小中学校だけでなく、こども園(職員向け・幼児向け・保護者向け)・PTA・生涯学習センターなど依頼に応じた講座を実施する予定である。
また、「性教育に関心がある人向け研修会」として性教育を学びたい方が無料で参加可能な講演会・勉強会も多数、計画している。

6. 今後の展望
生と性の健康教育は生命のつながりや継承性を育む効果がある。対象を子どもだけにとどめず、親子やPTA、保育士、教員対象等年齢を問わずに実践することで、それぞれが自分を大切にでき、相手を大切にする素地が育まれる。それがひいては、地域全体の「こころ」と「からだ」の健康につながり、予期せぬ妊娠や性犯罪の予防にもつながると考える。
より多くの人が、自分のこころと身体を守る行動をとることができ、安心・安全に成長・生活することに貢献すべく、さらに活動を継続・拡充していきたい。

7. 過去の応募回数・受賞歴 
無し

8. メッセージ
共に学び合う仲間を募集しています。職種・年齢などは問いません。オンラインでの活動もあるため、居住地域も問いません。現在、20代から70代まで幅広いメンバーで活動しています。ホームページには最新の情報やメディア掲載情報なども載せています。本取組を読んで関心を持ってくださった方は、ホームページのお問い合わせより、ぜひご連絡ください!お待ちしています。

9. 写真の説明 
写真① メンバー募集チラシ
写真② お産劇の様子
写真③ ナーベルプラ座マスコット

取組についてのWEBサイトURL

https://navel-plaza.jimdofree.com

コラボ事業者募集中

コラボ実績あり

最終更新日:2021-11-27 01:59:15