取組情報

母子保健推進運動のサポート事業

取組課題

切れ目ない妊産婦・乳幼児への保健対策 ▼

【妊娠期~乳幼児期】切れ目ない支援 ▼

・児の健康づくりについて

むし歯のない3歳児の割合

子どもの健やかな成長を見守り育む地域づくり ▼

母子保健関係者専門性向上のための取り組み ▼

母子保健分野に携わる関係者の専門性の向上に取り組んでいる地方公共団体の割合

実施時期

2005/10 ~ 未定

通算期間

上記期間内での実施状況

全国大会開催の支援を2005年から継続して行っており、研修会については、2012年からこれまでに全国26か所で開催し、のべ8,165名の母子保健推進員と保健師を中心とした方々が参加しております

取組の連携先

専門団体(学会や職能団体等) その他

取組の対象

新生児 乳児 妊産婦 父親 母親 保健師 歯科医師 歯科衛生士

取組の概要

■概要
 母子保健推進運動のサポート事業を実施しています。 

1.健やか親子21(第2次)の最も基盤である、「子どもの健やかな成長を見守り育む地域づくり」の実現にむけ、各母子保健関係者とともに母子保健の未来を考え、関係者のつながりを深めるための全国大会への支援。

2.乳幼児期からの健康づくりと地域組織活動のさらなる活性化を目的として公益社団法人母子保健推進会議が実施している顕彰事業【健やか親子21「8020の里賞―(ロッテ賞)―」】への支援。

 応募対象は母子保健推進員協議会等、地域の親子の健康づくりのために活動する地域組織で、審査基準としては、下記のとおりです。

・行政、専門職、関係機関と連携が密であり今後の活動の発展が期待できること。
・ 複合的な取り組みや活動(制作物含む)であり、対象者の興味、関心をひきつける創意工夫があり、結果、行動変容に結びつけていること。
・ 地元の特徴、特産を取り入れるなど、地域の活性化や連携の構築、拡大につながっていること。

3.母子保健推進員と保健師、妊娠中から乳幼児を持つ若い母親を対象に、健康長寿の基本となる咀嚼に不可欠な歯の健康を脅かすむし歯予防の啓発を目的に、2012年から公益社団法人母子保健推進会議とロッテとの共催で、講演「マイナス1歳からはじめるむし歯予防」を全国各地で実施しており、むし歯菌の母子伝播を防ぐ、妊娠期からのむし歯予防を呼びかけております。

 むし歯はミュータンス菌による感染症であり、感染源である家族の菌保有の減少や感染経路を断つ、ショ糖を与えるのを控えることが重要であることと、最近の知見であるキシリトールの摂取が家族の菌保有を押さえるなどの有用性をわかりやすく講演しております。

 妊娠期からのむし歯予防が広まることで、健やか親子21(第2次)の取組指標でもありますむし歯のない3歳児の割合、仕上げ磨きをする親の割合をあげることへ、わずかながらでも貢献していると自負しております。

■成果

1.2005年から18年間にわたり「健やか親子21全国大会」開催の支援を行っており、最新動向の情報収集や母子保健関係者間のつながりを深めることに貢献しています。

2.顕彰事業の表彰式は、2009年から「健やか親子21「8020の里賞―(ロッテ賞)」として実施され、これまでに、優秀賞で39団体、佳作で41団体、奨励賞で132団体が受賞しています。
母子保健推進員等が、日頃地域で活動している乳幼児の口腔を中心とした健康の維持向上のために行っている自主的な活動を顕彰し、一層の積極的な活動への動機づけとなります。また受賞各団体は、他の団体にとって良い模範となっております。

3.2012年から2022年までに全国26か所で開催し、のべ8,165名の母子保健推進員と保健師を中心とした方々が参加しております。
回収した参加者のアンケートで93.9%の方に参考になったと感じていただきました。

 平成28年度は、静岡県立大学の仲井雪絵先生、岡山大学病院の進賀知加子先生にご講演をいただいており、最近の参加者のアンケートで、「生まれる前から気を付けなくてはならないんだなぁと思いました」、「2歳児までむし歯菌をうつさないように気をつけたい」、「キシリトールについて知識が深まりました」などといった声をいただいております。

取組についてのWEBサイトURL

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最終更新日:2023-08-10 14:31:42