
健やか親子21
取組のデータベース
取組情報
お母さんが「また産みたい!」と思う、ポジティブな出産体験を実現するための「LMC助産師」による継続ケア事業創出に向けた取組

取組課題 |
【妊娠期】母体の健康・精神的安定/胎児の成長 ▼ ・母体の健康について 妊産婦死亡率 妊娠・出産について満足している者の割合 妊娠11週以下での妊娠の届出率 妊娠中の妊婦の喫煙率 育児期間中の両親の喫煙率 妊娠中の妊婦の飲酒率 【妊娠期~乳幼児期】切れ目ない支援 ▼ ・児の健康づくりについて 出産後1か月時の母乳育児の割合 育てにくさを感じる親への支援 ▼ ゆったりとした気分で子どもと過ごせる時間がある母親の割合 育てにくさを感じたときに対処できる親の割合 |
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実施時期 |
2017/5/20 ~ 未定 | |
通算期間 |
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上記期間内での実施状況 |
参加人数や実施回数などは把握できない | |
取組の連携先 |
地方公共団体 教育機関 民間団体 | |
取組の対象 |
新生児 乳児 妊産婦 父親 母親 家族 関係者・関係機関 助産師 教員 その他 | |
取組の概要 |
産科医が周産期医療の専門家である一方で、助産師は、周産期を通してすべての「ケア」を行うことができる唯一の専門家です。また、諸研究において、助産師が継続してケアを提供することで、早産や死産、異常分娩が減少することや費用対効果の高さも認められ、妊産婦の体験がより肯定的であることが報告されてきました。肯定的な出産体験が、妊産婦の自己効力感や自己肯定感、母親としての自信、児への愛着形成につながることも明らかにされています。その肯定的な体験は、「また産みたい!」という次の出産への希望、すなわち少子化の改善にもつながります。このような科学的根拠に基づき、WHO は妊産婦に対して同じ助産師による継続ケアを提供するよう勧告し、カナダやニュージーランドなどの諸外国では、すでに制度が法律で定められ、実施されています。 現在、日本では、ほんの一握りの妊産婦しか「LMC助産師」による継続ケアを受けることができません。日本の母親を対象にしたアンケート結果では、ほとんどの女性は、そのようなケアの選択肢があることさえ知りませんでした。その一方で、85%の母親が同じ助産師による妊娠期からの継続ケアを望んでいることが分かっています。 以上のような現状を踏まえ、本会では、お母さんが「また産みたい!」と思う、ポジティブな出産体験を実現するための「LMC助産師」による継続ケア事業創出に向けた取組を進めています。 |
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取組についてのWEBサイトURL |
https://mamanone.jp |
兵庫県
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最終更新日:2022-09-15 21:26:43