取組情報

WEラブ赤ちゃんプロジェクト

取組課題

切れ目ない妊産婦・乳幼児への保健対策 ▼

【妊娠期~乳幼児期】切れ目ない支援 ▼

・児の健康づくりについて

[その他]:公共の場に出かけることへの精神的負担を感じない割合

子どもの健やかな成長を見守り育む地域づくり ▼

妊産婦に優しい環境づくり ▼

この地域で子育てをしたいと思う親の割合

育てにくさを感じる親に寄り添う支援 ▼

育てにくさを感じる親への支援 ▼

[その他]:育児に対する周囲の人たちの意識変容

実施時期

2016/5/5 ~ 未定

通算期間

上記期間内での実施状況

「泣いてもいいよ!」ステッカーの作成、23万枚 プロジェクトへの賛同数、58,000件以上 賛同自治体、15県、10市区町村 賛同企業・団体 200以上

取組の連携先

地方公共団体 教育機関 民間団体 他の企業

取組の対象

新生児 乳児 父親 母親 家族

取組の概要

【取組の背景】
・赤ちゃんは喜怒哀楽を泣くことで表現しており、場所を気にせず泣いてしまうのは当たり前のこと。しかし、電車やバスなど公共の場で泣き出してしまった赤ちゃんに焦るママ・パパは、心無い言葉や態度を取られ、泣き止ませようと頑張るものの、思うようにいかず悲しい経験をした人は約7割もいる。(※)
・SNSでの赤ちゃんの泣き声に対する誹謗中傷、また時に、赤ちゃんの泣き声をきっかけに起きてしまう悲しいニュースを見ることで、ママ・パパたちは「わが子を泣き止ませなければ」という重い責任感に駆られ、肩身の狭い思いをし、のびのびと子育てをする環境ではなくなっている。ましてや、うつ病が懸念される産後ママは、外出すらためらってしまう。
・少子化が進み子育て支援に必要な国の制度は作られてきているが、「この社会で子どもを育てたい」と思えるような風土作りはまだ多くはない。
・赤ちゃんの泣き声に寛容で「泣いてもいいよ!」と思っている人たちがその思いを意思表示する場もなかなかない。
※(参考) https://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1480392142167/

【活動内容】
泣いている赤ちゃん、ママ・パパに対し「焦らなくても、大丈夫! その泣き声、わたしは気にしませんよ」という思いを2軸(ネットとリアル)で可視化し、ママやパパだけでなく、社会全体が子育てしやすい風土であることを表現する。

<ネットでの活動>
・プロジェクトサイトでは「赤ちゃん泣いてもいいよ!」と思っている人たちがワンクリックで賛同でき、プロジェクトに対する思いも投稿できる。賛同数とコメントはリアルタイムで更新。
 賛同数は58,000件超え(2020年8月20日時点)
 応援コメントは約8,000件寄せられ、10代の学生から60代の祖父母世代まで幅広い方から寄せられた。

<リアルでの活動>
・赤ちゃんのイラストに対し周囲が「泣いてもいいよ!」と言っているような吹き出しが描かれたステッカーを制作。ママやパパに声をかけるには勇気がいるが、パソコンやスマートフォンに貼って見せることでママやパパが安心できることを期待。ステッカーは入手希望者が多く、初版の100枚から増刷を続け、これまで約23万枚を印刷(他社・自治体コラボ版含む)

【自治体との連携】
・東京都内初・世田谷区の賛同により、世田谷版ネウボラの活動の一貫として、WEラブ赤ちゃんプロジェクト✕世田谷区のオリジナルステッカー・キーホルダー・ポスターを区の関係施設で配布または掲示。

・三重県や長野県など15県とコラボレーションして『方言版ステッカー』を制作。各県内での子育て支援の取り組みとして、在住者に普及されている。
・三重県内では、子連れでの外出の際に不安を抱きやすい電車内に「泣いてもいいよ!」と書かれたコラボポスターが掲示された。
・同じ気持ちを持つ企業、団体を募集し、SNSやホームページでプロジェクトへの賛同を宣言してもらい、赤ちゃんの泣き声に寛容である企業や団体がいることを可視化。賛同企業、団体は現在200以上にものぼっている。
・京都府宇治市では、小学5年生約1,600人に配布された副読本に「すべての人に優しいマーク」の1つとしてステッカーが掲載。次世代はより一層子育てしやすい社会を作るための第一歩を踏み出した。

【今後の展開】
・主軸のママメディア「ウーマンエキサイト」と連動し、ママ・パパたちが子育てしやすい風土を作る。
・自治体との連携を拡大させ、日本全体で子育てしやすい地域づくりに貢献
・ステッカー配布とプロジェクトサイトに限らず、新たに「泣いてもいいよ!」を伝える方法を拡大したい
・次世代を担う若者が赤ちゃんが泣くことはごく自然なことだと理解し、子育て世代になった際に前向きに子育てできる社会をつくりたい。
・プロジェクトの最終ゴールは、「泣いてもいいよ!」が当たり前の社会になり、プロジェクトがなくても子育てしやすい社会になっていること。

画像①
WEラブ赤ちゃんプロジェクト特設サイト

画像②
「泣いてもいいよ!」ステッカー

画像③
ママやパパたちに寄せられたコメント

取組についてのWEBサイトURL

https://woman.excite.co.jp/welovebaby/

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コラボ実績あり

最終更新日:2020-08-24 17:39:44