取組情報

こどもの第一次反抗期 自我によりそう社会に!情報展とコミュニティー運営「#反コレ展覧会」

取組課題

切れ目ない妊産婦・乳幼児への保健対策 ▼

関係機関との妊娠期からの連携強化 ▼

子ども医療電話相談(8000)を知っている親の割合

子どものかかりつけ医(医師・歯科医師など)を持つ親の割合

学童期・思春期から成人期に向けた保健対策 ▼

[その他]:子どもの第2次反抗期への社会的相互支援の訴えと情報提供

子どもの健やかな成長を見守り育む地域づくり ▼

育児不安の親のグループ活動支援 ▼

その他

地域の子育て支援 ▼

[その他]:自己主張期 子育て支援

育てにくさを感じる親に寄り添う支援 ▼

育てにくさを感じる親への支援 ▼

ゆったりとした気分で子どもと過ごせる時間がある母親の割合

育てにくさを感じたときに対処できる親の割合

子どもの社会性の発達過程を知っている親の割合

実施時期

2016/7 ~ 未定

通算期間

6年1ヶ月

上記期間内での実施状況

・札幌・旭川・札幌・苫小牧・恵庭 (2016年 約720名来場) ・札幌(2017年 約300名来場) ・旭川(2018年 約500名来場) ・札幌(2019年 約100名来場)

取組の連携先

民間団体 その他

取組の対象

新生児 乳児 幼児 学童 思春期 妊産婦 父親 母親 家族 社員 団体職員 関係者・関係機関 保健師 医師 保育士 教員 その他

取組の概要

《取組背景》
こどもの成長過程である、第一次反抗期(自我の目覚め)
昨今の核家族化、またコロナによる子育て世帯の孤立による情報不足の解消、また、社会全体でこどもの成長を見守れるようにと当事者である親が中心となり活動しています。
 
#反コレとは、イヤイヤ期と反抗期の子供達の愚図り、ごねり等の写真、ストーリーを集めコレクションする事「反抗期コレクション」の略称です。

この取り組みには2つの視点があります。
1つ目は、育児に大切な子ども視点での観察。これを、画像や理由を書き出すことにより可視化させます。このこだわりはどうしてだろう、この子の好きなものは何だろう、記録を撮ることで子育てを中心的に担う人だけの事ではなく、配偶者、祖父母との情報共有資料ともなります。
誰か一人が抱え込むのではなく、関わる全員で成長を見守り、困りごとがあるときは一緒に考えるというきっかけになればと考えております。

2つ目は、こども自身への「成長過程で、1次反抗期や2次反抗期があるという事」への情報提供です。成長過程である事から、自分自身ではどうしたらいいかわからず、コントロールが効かないことが多いのもこの時期です。保護者が楽しみながら、沢山の人と協力しながら育児をしている姿を見る事で、自身のこの感情は決して悪い事ではなく、大人になる時までにどう折り合いをつけていくのかを学ぶ時期だと知る事。
また一人で悩むのではなく、だれかと一緒にこの感情について悩みながら歩んでいける仕組みの構築を目指します。


どの世代にも分かりやすい様写真、イラスト、漫画で、リアルな子育ての現状を表現。2016年は「#嫌コレ」として、イヤイヤ期(第一次反抗期)についての展示を行った。2017年からは(高校生以上の本人にも聞き取りあり)反抗期の事も展示しています。

コロナ過で交流が少なくなっていることから、子育てvillageと言う親子サロンを立ち上げました。
毎回テーマを設けディスカッションしながら、自分の答えを探っていきます。



【開催回数】
2016年7月~ トータル10回開催。動員数1000人以上。
その他自己主張期(第一次反抗期)を語り合う「ミーティング」を開催し、悩み相談や相互支援の場を提供。今後は、イヤイヤ期とプチ反抗期(1歳半~9歳まで)と広げ、更にお父さんからの目線でも子育ての現状を聞き取り展示する。(対象地域: 北海道全域 )
①札幌展 (2016年7月)約300名来場
②旭川展 (8月1日~8月7日) 約100名来場
③札幌展  (8月29日~9月3日)80名
④苫小牧展 約140名来場(9月23日~10月3日)
⑤恵庭展  約100名来場(11月10日~11月24日)
⑥札幌展 (2017年2月)
⑦札幌展(9月23日~10月6日)約300名来場
⑧旭川展(2018年3月)約450名来場
⑨旭川展(2018年3月30日~4月9日)約50名来場
⑩札幌展(2019年10月)約100名来場
⑪札幌展(2020年11月~2021年1月まで)コロナ過の為無人展示。オンライン親子会始動。
⑫オンライン展(全国へ向けて、オンラインでの展示と企画を予定)
 
《目的 対象者》
イヤイヤ期の子供達のイヤイヤ写真。そしてその後のプチ反抗期の様子を記載したイラストを展示。
「イヤイヤ期・プチ反抗期の子供を持つ母親」に向けメッセージ発信。対象年齢もイヤイヤ期の1歳~3歳から 約9歳位までと広げる。

【親御さんへ】
 ・自分の子だけではなかったと言う安心感(安心)を持ってもらう。
・どんな状況でイヤイヤ期が起こるのか。学び、心にゆとりを持つ。
・イヤイヤ期・プチ反抗期の成長の仕組みを知る。
・プチ反抗期の声かけはどのようにするといいのか?自立心を養うにはどう関わっていくかを知る。

【イヤイヤ期を幅広い世代へ】

・子育てが終わった世代に知って貰う事で、地域全体で子育てができるようになる
・子供に関わる方、教育従事者、医療従事者に、リアルな第1次反抗期 そしてその後を知って貰い、親子共にケアに携われるようになる

【父親へ】
・家族で協力し合えるのが孤独な子育てをなくす鍵。お父さんも、育児を知り学ぶ機会を持つ。
・母子家庭 父子家庭での関わり方を知る


《方法》
イヤイヤ期(約1~3歳)プチ反抗期(約3~9歳)の親御さんからの、お写真やイラスト ストーリーを展示
また、専門家からの声かけ方法 子育ての先輩からのアドバイスパネルなどの読み物あり


《成果》
・自己主張の大切さを知ることで、子供の成長を見守れますと嬉しい感想が多数寄せられた。
・イヤイヤ期の子供をもつ親御さんが、「その後の成長を垣間見れ勉強になった」とのお声多数頂いた。
・前年よりも子育てが終わったシニア世代が「孫」の為にと足を運んで下さり実践してみますとお声を頂いた。
・会場内で悩み相談を受ける機会が増えた。(スペースを設ける)
・「展示」対象年齢を広げたことにより、来場者数も増減。小学生・中学生の姿も見られた。(自分の自己主張を肯定できるようになった)
・父親の来場が多かった
・父親の本音を直接聞くことが出来た。・ママから「父親の子育て」の様子を聞くことができた。
・公共スペース、子連れカフェ、科学館、商業施設、ジャンルが違う場所での開催で、更に認知が広まった。
(多地域からも開催オファーが来るようになった。)
・初めて#反コレを見る方からは、楽しい乗り越え方の紹介を喜ばれた。(写真を撮ってみますとの意見多数)


《今後》
・北海道内 日本中で #反コレ写真展を展開
・イヤイヤ期(自己主張期応援マーク)を展開(マークは2019年より配布中)「応援したいひと」「されたい人」を繋いでいく。
・子育てvillage(親子サロン)を定期的に開催し、2歳~未就学児が集まれる場所 それぞれの個性を見つめる場を作る。
・密にならないように展覧会を企画
・lineやSNSでの相談会の開催

取組についてのWEBサイトURL

https://hancolle.amebaownd.com/

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最終更新日:2022-07-19 14:01:15