取組情報

ウェルカム田原市 子育て応援訪問事業

取組課題

子どもの健やかな成長を見守り育む地域づくり ▼

妊産婦に優しい環境づくり ▼

この地域で子育てをしたいと思う親の割合

取組の対象

新生児 乳児 幼児 学童 妊産婦 父親 母親 家族

取組の背景

 近年、地域のつながりの希薄化等により、妊産婦等の孤立感や負担感が高まっている中、「子育て世代包括支援センター」では、妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援を提供するために相談支援体制等を行うこととしている。
 特に、転入者は地域のつながりをもちにくく、孤立感が高まり、育児不安を持ちやすく、児童虐待の要因となる可能性もある。市では、平成30年度110人(77世帯)乳幼児学童期の転入児童がおり、健康課では、予防接種状況の把握、子育て支援課では保育園の入園相談等で関わりを持っているが、転入児童全ての把握には至っていない。
 市の子育て世代包括支援センターは、母子保健型と基本型の機能を担い一体的に支援を実施できるため、子どもの発達段階や家庭の状況等に応じた支援が可能である。
 そこで、令和元年5月に田原市親子交流館すくっと内に開設した「子育て世代包括支援センター」では、子育て世代の転入家庭を対象に、10月からウェルカム田原市子育て応援訪問を開始し、妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援を目指し、転入してきた親子の育児不安や孤立感に寄り添うことで、安心した子育てにつながるよう応援していく。

提案者

母子保健担当者

取組のねらい・目標

【ねらい】
転入してきた親子が安心して生活できる。
転入してきた母が気軽に相談できる場があることを知り、相談できる機械となり、必要であれば関係機関につなぎ切れ目ない支援を行う。
【目標】
1 事業がスムーズに実施できるよう、市民課、子育て支援課、健康課等と連携をとり実施することができる。
2 転入者が必要な子育て情報を把握することができる。
3 転入者が子育ての不安や悩みを解消することができる。
4 今後も困った時には利用しようと思えることができる。

住民が健康のために、より積極的な行動を継続できるように支援する

数値目標あり

取組内容

(1)訪問対象者:0~12歳(小学生まで)を持つ転入家庭
【概要】
 田原市親子交流館すくっと内にある「子育て世代包括支援センター」は、妊娠・出産・子育てのワンストップ相談窓口として、あらゆる相談ができる場所である。
 すくっとの相談員2名(子育てコンシェルジュとママサポーター)が併設店舗(ララブラン)の店舗で利用できるサービス券付きのチラシを持参し、転入後早期にご自宅に訪問する。訪問では、子育て情報を伝えるとともに、子育ての不安や悩みを聴きながら、気軽に相談できる窓口や遊べる場所があることを知ってもらい、安心して子育てにつながるよう応援する。

実施時期

2019/10/1 ~ 未定

通算期間

上記期間内での実施状況

転入家庭 62世帯中40世帯訪問

取組内容(補足選択)

相談機能の強化 ネットワークの推進

協力機関

保健センター・保健所 保育園 幼稚園 学校 教育委員会 その他

住民参画状況

なし

従事者内訳

保健師 保育士

補助金・助成金

国 都道府県

取組の評価

訪問後、7世帯を子育て支援課、健康課、他市へつなぐ。
離婚後実家に戻るケースも多く、ひとり親世帯への支援として、母子相談員を紹介したり、外国人の転入もあるため、ポケトークを持参し、困りごとに対応。転入前から母親に精神疾患があり、要保護児童ケース連絡会にあげ、継続的な支援につながったケースもあった。
子育てコンシェルジュ(保育士)とママサポーター(保健師)が一緒に訪問することで、相談の幅がひろがり、また、ひとりが子どもをみながらゆっくりと相談に乗ることができる。突撃訪問ではあるが、受け入れは良好である。

今後も継続する

今後の課題

突撃訪問であるため、不在のケースもある。他機関と情報を共有しながら、支援方針の検討が必要である。
まずは相談できる場所の存在に気付いてもらい、何に困っているのか丁寧に把握し、転入者は孤立しやすいため、転入者世帯の仲間づくりの場も今後は提供していきたい。

取組についてのWEBサイトURL

愛知県

愛知県田原市

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最終更新日:2020-08-21 18:36:20