取組情報

妊婦支援相談事業

取組課題

切れ目ない妊産婦・乳幼児への保健対策 ▼

【妊娠期】母体の健康・精神的安定/胎児の成長 ▼

・母体の健康について

妊娠11週以下での妊娠の届出率

・妊娠期からのメンタルヘルスケア

妊娠届出時にアンケートを実施する等して、妊婦の身体的・精神的・社会的状況について把握している市区町村の割合

妊娠中の保健指導(母親学級や両親学級を含む)において、産後のメンタルヘルスについて、妊婦とその家族に伝える機会を設けている市区町村の割合

産後1か月でEPDS9点以上を示した人へのフォロー体制がある市区町村の割合

妊娠期からの児童虐待防止対策 ▼

妊娠期からの児童虐待防止対策 ▼

児童虐待による死亡数

乳幼児期に体罰や暴言、ネグレクト等によらない子育てをしている親の割合

取組の対象

母親 家族

取組の背景

札幌市においても、望まない妊娠や、経済的困窮などを原因として、妊婦健診を受けないまま出産に至る未受診妊婦などの問題が見られている。
妊婦の健康状態や出産・育児に対する準備、サポート体制等を十分にアセスメントすることにより、ハイリスク妊婦を早期に把握し、必要な支援を提供する体制を強化する必要があるため。

提案者

母子保健担当者

取組のねらい・目標

安心・安全な妊娠、出産及び出産後の児童虐待予防のために、母子健康手帳交付時に妊婦と面接し、リスクアセスメントを実施することでハイリスク妊婦を把握し継続的な支援を行う。

住民が健康に関する知識、技術を身につけ、動機を高める 住民が健康のために、より積極的な行動を継続できるように支援する

数値目標あり

取組内容

母子健康手帳交付時に妊婦とその家族に対し、保健師の専門職による面接相談を行う。
面接した保健師の専門職は、妊娠届出書及びアンケートから妊娠・出産・育児等に関するリスクアセスメントを行い、ハイリスク妊婦を把握する。
メンタルヘルスまたは産後うつ病のリスク要因がある場合は、「こころとからだの質問票」(妊婦自記式)を実施する。
アセスメントによって把握されたハイリスク妊婦に対して、妊娠期から、保健師等による継続支援を実施する。

実施時期

2015/04 ~ 未定

通算期間

上記期間内での実施状況

参加人数や実施回数などは把握できない

取組内容(補足選択)

相談機能の強化 マニュアル・ガイドラインの作成

協力機関

病院 診療所

住民参画状況

なし

従事者内訳

保健師

補助金・助成金

国 都道府県

取組の評価

1.保健師等の専門職による面接実施割合
2.アンケート記入結果及び面接によるアセスメント結果(支援者・支援方法)の集積
平成26年度の妊娠届出数における面接実施数の割合98.3%
面接相談により把握したハイリスク妊婦に対する家庭訪問等の継続支援実数830人

今後も継続する

今後の課題

・早期の妊娠届出を勧奨する
・妊婦全数への面接実施を目指す

取組についてのWEBサイトURL

最終更新日:2021-01-25 14:05:42